相続人の連絡先が分からないとき

相続人の連絡先が分からないとき

先日「相続人の一人がどこにいるか分からず連絡がとれないのですが、どうしたらいいでしょうか」

と相談を受けました。

 

行方不明者かと思い、よくよく聞いてみたところ

知っている電話番号に連絡したが、誰も出ないとのこと。

 

当然のことですが、住所変更の連絡をせず引越しを繰り返している方の場合、連絡がとれなくなっていることがあります。また、異母兄弟などで、元々あまり仲がよくないため、連絡先など知らないということもあります。

このように普段疎遠になっている関係でも、相続手続きをする時はなんとか連絡を取らなくてはなりません。

 

今回のご依頼では、疎遠にしている相続人を調査して「相続関係説明図」を作成しました。

いわゆる「行方不明者」ではなかったため、戸籍を一つ一つ遡っていくことで現在どこにいらっしゃるかたどり着くことができました。

 

今日、取得した戸籍を依頼者へ納品したところ

「こんなにあるんですね」と書類の分厚さに驚かれていました。

疎遠にしている相続人は、関係が遠い甥姪や兄弟姉妹であることが多く、相続人全ての戸籍を収集すると膨大な量になります。また、離婚再婚を繰り返したり、本籍地を何度も変更したりしている人がいる場合、その一つ一つの戸籍を遡って収集していかなくてはなりません。

 

私自身、これまで本籍地を4回も変更しています。

しかも、大阪2カ所⇒千葉⇒山口と地域がばらばら。

そのため、将来私の相続手続きをする人に対して「変更した全ての戸籍を集めないといけないんだなぁ。何度も本籍地を変更してごめんよ・・・」と、すでに申し訳ない気持ちになっています。。

 

相続手続きという点だけ見ると、住民票の住所は変更しても本籍地は変更しない方がよいのです。

これから引越しを何度もするような方は、頭の片隅にいれておいていただければと思います。